最高裁判例
事件番号 昭和41(オ)300
事件名 建物収去、土地明渡請求
裁判年月日 昭和42年9月21日

借地上の木造建物(アパート)について、2箇月間にわたり、布コンクリートの基礎にブロツクを積みあげてセメントでかため、基礎をあげて家屋の土台を据え付け、支柱の腐蝕部分を切りとつてつぎたすなどの通常の修繕の域をこえる大修繕をした場合において、その建物の築造後の経過、修繕前の状況、修繕の実態、修繕当時の老朽の度合、とくに賃貸人がその修繕工事の着手の前後にわたつて反対を申し入れたなど判示事実関係のもとでは、その借地契約は、おそくともその修繕前の建物が朽廃すべかりし時期に終了したものと解するのが相当である。

参照法条 借地法2条1項

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