最高裁判例
事件番号 昭和42(オ)1469
事件名 建物収去土地明渡請求
裁判年月日 昭和43年3月28日

土地の貸借人は賃借権を保全するため賃貸人たる土地所有者に代位して土地の不法占拠者に対し建物収去及び土地明渡を請求することができ、かつその場合、直接自己に対して右収去明渡をなすべきことを請求することができるものと解するを相当とする。

右と同旨の見解に立つて、被告人の本訴請求を認容した原判決の判断は、その適法に確定した事実関係から正当として是認することができる。原判決に所論の違法はなく、論旨は独自の見解に立つて、正当な原判決を非難するに帰し、採ることができない。
 よつて、民訴法四〇一条、九五条、八九条に従い、裁判官全員の一致で、主文のとおり判決する。

参照法条 民法423条
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